いたずらに注意

玄関というのは外からの部外者にも見えやすかったり、アクセス可能だったりするのでいたずらの被害にあってしまうことがあります。
いたずらは空き巣に入られるのと違って財産を盗られるわけではありませんが、「家」という財産は傷つけられてしまいます。それによる出費などもありますので損害であることは確かです。

鍵にされるいたずらというと、例えばなにか異物を詰められるというケースがあります。
悪質なものではガムや接着剤などを詰めるものがあります。これは明らかな悪意が感じられるものです。
警察に被害届を出せば事件として警察の記録に残すことも可能になるでしょう。

それに対してこどものいたずらで悪意のないものもあります。
大人が鍵を使うのを真似して木の棒などを鍵穴にさしてしまうのです。なんでも大人の真似をしてみたくて好奇心の旺盛な時期にはありがちなことだそうです。
これはある程度仕方のないことなのでもし自分の家のこどもがやってしまってもあまり叱らないようにしましょう。今後はやらないように注意するといいでしょう。

鍵穴に異物がつまってしまうと鍵をさすことができなくなります。異物を取り除いてもらうか、最悪の場合には交換となります。

悪意のあるいたずらを受けた場合には今後はそのようなことがないように防犯カメラを設置するなどして対策をとっておくことをおすすめします。
誰にも恨みをかっていなくても無差別にいたずらをしているような若者の犯罪者予備軍などにねらわれることもあります。
カメラのほか、玄関の門扉をつけるのもいたずら防止には効果的です。

空き巣の痕跡

空き巣が侵入した後は家にその痕跡が残っているかもしれません。
家に帰ってきた時になにかおかしいことがないかどうか敏感に察知するようにしましょう。

例えば、以下の様なことがあれば空き巣に侵入された可能性が高いです。

◯カギをかけて家をでたはずなのになぜか帰ってきて鍵を開けようと思ったら逆に閉まってしまった。
◯鍵が鍵穴にささらない
◯誰もいないはずなのに玄関の内側からドアチェーンやドアガードがかかっている。
◯玄関の鍵が破壊されていたり、ドアにキズがついたり変形している
◯ドアノブがなくなっている
◯ドアスコープがはずれている
◯玄関扉の郵便受けが破壊されていたり変形している
◯引き戸タイプの玄関で内側に心張り棒のようなものがおいてある
◯引き戸の玄関でねじ込み式の内締まり錠がかかっている
◯門扉が開いたままになっている
◯放し飼いにしていたペットが繋がれていたりいなくなっていたりする
◯玄関先の植木鉢の位置が変わっている

などといった痕跡です。
こういった痕跡があれば空き巣に入られた可能性が高いです。
すぐに警察に連絡をしてください。特にドアガードがかかっているときは部屋の中にまだ犯人がいる可能性が高いです。自分の存在を犯人に知られると襲われる可能性もあり、とても危険なのですぐに警察を呼ぶようにして下さい。

旅行の前に

旅行に行く前にスーツケースの合鍵を作っておくように、という記事を書きましたがもう一点注意点を書いておこうと思います。
休暇が始まると旅行に出かける人が多いですが、それは空き巣にとっては稼ぎどきになるということも意味しています。
家を空ける人が多いのでそれを狙って空き巣が侵入してくるのです。

ですから、旅行に行く前に必ず防犯対策を強化しておくことをおすすめします。特に古い鍵を使っていたり、日頃から防犯に自信がなく不安を感じるようであればこの機会に対策をしておくといいでしょう。

玄関の鍵を防犯性の高いものに交換しておくだけでも全然違います。
そしてドアに鍵がひとつしかついていないのであれば補助錠をつけておきましょう。これで大抵の空き巣は防げると思います。

勝手口にも目を向けておきましょう。いくら玄関の鍵が高性能でも勝手口のカギが古いものだったら頼りになりません。家が留守になっていることがわかれば空き巣は強気になって裏口まで回ってくるはずです。玄関と同じくらい勝手口も対策しておくようにしましょう。
そして勝手口のドアの上半分がガラスだったりするとガラスを割られて侵入される可能性もあります。ガラスは防犯ガラスに交換するか、ドアごと変えてしまったほうがいいかもしれません。

旅行の時

連休になると家族旅行をしたり、実家に帰省したり、海外にいったりと旅行する人が多くなります。
そんな旅行の時に活躍するのがスーツケースです。

楽しい旅行のはずですが、スーツケースの鍵をなくしてしまって大変な目にあう人もいます。
万が一のトラブルにあわないように旅行の前には必ずスーツケースの鍵のことも確認しておくことをおすすめします。
合鍵がなかったら必ず合鍵も作っておくようにしましょう。
そしてその合鍵はスーツケースの中に入れておくのではなく、別のかばんやポーチ、財布などの中にいれておくことをおすすめします。スーツケースの中にいれておくと万が一の時に取り出せなくなりまったく意味がなくなってしまうからです。家のカギと一緒につけておくのもいいでしょう。

また、ダイヤル錠タイプのスーツケースの場合は暗証番号を忘れた時のためにナンバーを手帳などにメモしておくことをおすすめします。この手帳も必ず旅行中持ち歩くようにして下さい。

海外に旅行している時にカギのトラブルに見舞われてしまったらどうすることもできません。備えあれば憂いなしだと思ってカギのことまで念入りに対処しておくようにしましょう。

国内旅行であれば大抵どこでも鍵屋さんを見つけることができます。出張対応の鍵屋ならホテルからでも呼んで来てもらうことが可能です。